ドイツ「CeBIT2017」の日立ブースにイワコー協力

3月20日から3月24日にドイツのハノーバーで開催されました「CeBIT2017」において、日立製作所さんの「サイバー・フィジカル・システム」を訴求するデモ展示に使用するアイテムとして、イワコーの消しゴムが採用されました。

この「サイバー・フィジカル・システム」は、来場者の視線動作情報や属性情報(年齢、性別等)をもとに分析して選定したおすすめのアイテムを、ロボットが回転台から取り、来場者の寿司台の上に置くというシステムです。その”アイテム”に、イワコーのおもしろ消しゴムを選んでいただきました。

展示会当日は、日本から、安倍内閣総理大臣をはじめとした約30人の要人の皆さん、そしてドイツのメルケル首相が、「サイバー・フィジカル・システム」と一緒に、日本のイワコー消しゴムをご覧になりました。(会場内の100近くある日本企業の展示物の中で、一番最初にご覧になったそうですよ!)

この様子は日本の各紙新聞社をはじめ、経済誌などでも「世界最大級のIT見本市CeBIT 2017が開幕、安倍首相も参加」と大きく取り上げられました。

冒頭の写真はドイツのニュースサイト「Die Kanzlerin auf Zukunfts-Expedition」からの引用です。記事には

Auf dem Stand von Hitachi wurde ein Industrieroboter zum Kellner umfunktioniert. Er serviert der Kanzlerin und dem Premier Sushi.(日立ブースでは、産業用ロボットがウェイターに変身。メルケル首相と安倍総理に寿司を提供した。)

と、書かれていて、"日本らしさ”を伝えるわかりやすいアイテムとして「寿司」が、メルケル首相をはじめ、ドイツのマスメディアにも印象深く映ったことが読み取れます。

「CeBIT2017」は国をあげてのバックアップのある大掛かりなイベントなのですが、遡ることさらに数ヶ月前、「CeBIT2017」出展にあたり、経済産業省と日立製作所さんのご相談の中で、「せっかくの海外展示会なのだから、日本らしいモノを題材に…」というお話があったそうです。そんな中で、経済産業省の方がイワコーの消しゴムをご存知だったことから、今回の抜擢!となりました。

このテクノロジーはソフト面は日立製作所(AI機能)、ハード面はファナック社との”協創”。ファナック社さんの本社が富士山のフモトという事もあり、日本らしい寿司、桜、そして富士山を選んでいただきました。

写真引用:Sushi-Roboter, Drohnen, Supernetze http://www.rp-online.de/digitales/neuheiten/highlights-der-cebit-2017-sushi-roboter-drohnen-supernetze-aid-1.6703247

「サイバー・フィジカル・システム」に搭載されているAIやIoTと呼ばれる技術は、現在国際的に開発競争が激化している「第4次産業革命」とも言われる領域です。そんな中でも日本企業の高いテクノロジーのアピールに、イワコーの消しゴムが一役買いました、これぞメイドインジャパン!!…を示せたようで、同じ日本企業としてもとても嬉しいです。

関連記事

サポート

最新の商品情報や品番などはカタログをご覧ください
またご質問、ご不明点などございましたら
お気軽にお問い合わせ下さい